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『山中剛を偲ぶ会』

執筆者の写真: 上村優子上村優子

一昨日故人誕生日11/6、『山中剛を偲ぶ会』無事終えることができました。

たくさんの縁ある方にお集まりいただき、温かい会となりました。

ご出席いただいた方々、陰ながら応援してくださった方々、発起人メンバーの皆さんに心より感謝いたします。


会では生い立ちムービーから手品、昔故人がSMART というユニット名でデビューしていた頃の映像など盛り沢山の内容でしたが、中でも2曲、遺言ならぬ、遺曲といいますか…、山中剛の曲を映像とともに聴いていただきました。




「紫陽彩」は、チェロ以外全て本人が手がけた曲、WONDER LEAF立ち上げたときにオリジナルを、との思いで作った曲です。


「On the Beach 」は、同名タイトルの映画(邦題 渚にて1959米スタンリー・クライマー監督 出演グレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー、フレッド・アステア、アンソニー・パーキンズ他)を観て、インスパイアされ書いた曲です。

第三次世界大戦が勃発し、世界全土が放射能に汚染され、世界の終わりを目前にしたとき人は、家族は、恋人たちは絶望の中で何を想いどうするのか…。

迫りくる世界の終末を淡々と凄惨な描写ひとつなく表現し、人々の寄り添う心を描いた素晴らしい映画です。

アステアのファンで観たのですが、役者としてのアステアも、もちろん他の出演者も素晴らしいので機会があれば是非観てみてください。



「On the Beach 」は残念ながら本人の録音がなく、遺された譜面をもとに発起人メンバーの松井敬治さんの呼びかけで形にすることができました。



かれこれ7月頃から企画準備してきて、ようやく無事会を終えることができ、未だ余韻と安堵に包まれてはいますが、同時に抜け殻のような、少し寂しい気分でもいます。


主に本人映像やそれにまつわる編集作業をしてくれた、過去長い間山中のアシスタントをした駒田健さん(旧姓 中島)は涙、涙の作業でした。


WONDER LEAFはこれから私ひとりでがんばっていきます。

機械やPCまわりのことに恐ろしいほど疎い私で、これまで全部山中に任せきりでした。

なのでこのブログもアップアップしながら作っています汗。(昨日アップするつもりが)


というわけですが、皆に支えられての自分です。

ほんとうに皆さんありがとうございました。

そして、

これからもよろしくお願いします。


心の中にはいつも居ますが、剛さん、いつもどこかで、あの微笑みで見守ってください。












光が写っていました。

きっと剛さんです。



 
 
 

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