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  • 執筆者の写真上村優子

レコードを聴く。


『Lost in the Stars』

Kurt Weillの楽曲をHal Willnerプロデュースで多彩なアーティスト達がカヴァーしたこのアルバム、学生時代どれほど聴いただろう(当時はCDでだが)。当時はJ.ジャームッシュの映画がかっこよかったり、ジーナ・ローランズに憧れたりした。音楽はいつも聴いていた時代も蘇らせる。

 これは故 山中剛がスタジオに残したものの1枚。昔からのLPが山ほどあったがスタジオ引越しの際大部分は中古レコード店に売った。数枚だけ残して。

 その数枚を聴くためにプレイヤーを買った。スピーカーは遺品。


 子供のころ父にレコードのかけかたを教わったとき、端と中央で支えて円盤の中を触らないように気をつけてねと。大切なものが入っているんだと思った。かける役を任され緊張しながら針を落とした。父は学生時代タンゴバイオリンをやっていたからアルゼンチンやコンチネンタルタンゴのアルバムをよく聴いた。今でもタンゴやラテンに心が揺さぶられるのはそのおかげだろう。

 

 

 さて、昨日は山中のギターを加藤みちあきさん(偲ぶ会で司会をやってくれた作曲家)に届けにいってお喋り。しばらく弾いておいてもらうことにした。今年は大変だったね…。不在を共感してくれる相手がいることに慰められる。歳をとると別れが増える=ではもっと歳の人たちはもっともっと悲しいのだろうかとかなんとか。ふたりともまだ悲しみがつのる。でも、おかげでいろいろな再会や出会いがあったねと、締めくくる。


 今年がもう少しで終わる。たくさんの人に支えてもらった年。ひとりではとても難しかった年。心から人へ感謝した年。


 皆さま、今年はお世話になりありがとうございました。

 来る年が少しでも皆さまにとって良い景色でありますよう、心よりお祈りいたします。

 

PS エマとシマは元気にしています☆




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